給与体系

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給与体系

給与体系

給与体系と様々な給与の構成要素を含めて、日本の一般的な給与システムについて理解しましょう。このページでは給与明細と手取りの給料がどのように計算されるかを説明します。ただし、会社によって違いがあり、様々な金額の内訳があることに注意する必要があります。

基本給

基本給は定められた支払額を指し、時給、日給、月給などの賃金のことです。基本給は残業代、手当などは含みません。

残業手当

残業手当は、実労働時間が定められた労働時間(会社によって異なる)を超えたとき、または1日8時間、1週間40時間の法定労働時間を超えたときに支払われます。残業手当は時給の25%割増賃金が支払われます。ただし、雇用主によっては祝日や休日の労働に対してより高い割増賃金になることもあります。

通勤手当

電車やバスなどの交通機関を利用して通勤する人の交通費の全額または一定額を補助するための手当です。車で通勤する人にガソリン代を払う会社もあります。

家賃補助

ヒューマンリソシアでは社宅を完備しており、毎月家賃補助が支給されます。

日本で部屋を借りるときのTips
https://gitcareer.resocia.jp/ja/support/apartment/

備考:一部の会社では、特別資格手当や役員手当があります。

控除:税金と保険料が引かれます。

健康保険

国民健康保険制度では病気や怪我のときに医療機関を受診することができます。保険料は雇用主と被保険者で折半されます。また、被保険者が加入している健康保険組合によって保険料率が変わります。控除額は約5%で、毎年少しずつ変わる可能性があります。健康保険の主な利点は、病院に行った時に70%の医療費がカバーされることです。

参照(国民健康保険制度について)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken01/dl/01_eng.pdf

雇用保険

失業したときに失業給付を支給する保険として広く認知されています。それ以外にも様々な給付があります。保険料率は会社によって異なります。失業した場合、昨年の給与の60~80%に相当する月間失業給付金を受け取ることができます。

参照(雇用保険について)
https://www.mhlw.go.jp/english/wp/wp-hw5/dl/23010507e.pdf

年金

加入者本人と雇用主が半額ずつ保険料を払い、年金を受け取る制度です。65歳になる前に日本を出国した場合、一時金を申請することができます。ヒューマンリソシアは従業員に代わって厚生年金(従業員のための年金保険制度)を支払います。65歳になる前に出国する場合、過去3年間の支払いに対する一括払いを申請することができます。退職の年齢に達した後に残りの金額を日本から受け取るか、または日本と協定があれば、あなたの国の年金制度に移行することができます。年金保険率(9.15%)
参照:
https://www.nenkin.go.jp/service/kaigaikyoju/shaho-kyotei/kyotei-gaiyou/20141125.html

所得税

所得税は年収に対してかかる税金であり、年収によって税率が異なる累進課税です。(最低5%)これは雇用主により「源泉徴収」税として給与から差し引かれ、「年末調整または確定申告」で調整されます。

参照(所得税について)
https://www.mof.go.jp/english/tax_policy/tax_system/income/index.html

住民税

住民税は都道府県または居住している自治体に払う税金です。税額は前年の年収によって決定されます。日本で前年に収入がない場合、最初の1年間は住民税を払う必要がありません。
税額は約10%です。詳細は各都道府県・市町村のウェブサイトをご確認ください。

参照(税金について)
https://gitcareer.resocia.jp/ja/support/tax-support/

備考:

介護保険

40歳以上の方は介護保険料も差し引かれます。この保険により、従業員は介護が必要になったときに、10%から20%の負担で介護サービスを受けることができます。一部の会社では組合費、退職準備金なども差し引かれます。


給与明細例は下記をご参照ください。

+ 月収(額面)
+ 時間外手当
+ 通勤手当 実費
+ 家賃補助
健康保険 月収
(保険料率は毎年見直されます。))
雇用保険 月収 x 0.3%
厚生年金 月収 x 9.15%
所得税 月収 x 5-45%
住民税 月収 x 10%
手取り額