CAREER
履歴書、CVについてアドバイス
日本で就職活動をする際、多くは、「履歴書(CV)」と「職務経歴書」の両方が必要になります。 ここでは、それぞれの違いと、日本で一般的な書き方についてご説明します。
履歴書CV
履歴書は、応募者のプロフィールを確認するためだけではなく、採用後の人事情報としても使用される書類です。 そのため、必要な情報をわかりやすく簡潔に記載することが重要です。
履歴書で記載する項目一覧
- 日付
- 写真
- 氏名/生年月日
- 現住所/電話番号/E-mailアドレスなどの連絡先
- 学歴
- 職務経歴(簡単にまとめた要約)
- 免許や資格
- 志望動機
- 健康状態
- 本人希望欄など
職務経歴欄には、1.企業名 2.就業期間(入社日/退職日) 3.就業部署 4.役職 5.主な業務内容、などを簡単にまとめて記載をします。経験や習得したスキル、知識などの詳細は、職務経歴書に記載します。 履歴書に添付する写真は、スナップ写真ではなく、証明写真が好ましいでしょう。
職務経歴書
履歴書とは異なり、応募した職務に必要な経験やスキルがあるかを判断する書類が、「職務経歴書」です。フォーマットの指定は特にありませんが、A4用紙の1から2枚程度にまとめるとよいでしょう。
職務経歴書で記載する項目一覧
- タイトル(職務経歴書と見出しに記載します)
- 日付
- 氏名
- 職務経歴
- 自己PR
- 転職理由
- 免許/資格など
ここでは、時系列にその時々の業務内容をまとめる「編年体形式」と、業務内容やプロジェクト単位でまとめる「キャリア形式」の2つの書き方をご紹介します。
編年体形式
編年体形式は、入社や配属、異動などの業務経験を、時系列に記載したものです。同じ企業でも部署や担当業務の変更も記載し、自身が得た経験やスキルを明記します。
また、現在から過去に遡り、時系列でまとめる方法を「逆編年体形式」といい、最新の職務経歴を強調したい場合に使用するとよいでしょう。
キャリア形式
転職回数が多い場合や、専門性の高い職種の方に向いている形式で、職務経験を時系列ではなく、
業務内容でまとめる方法です。
それ以外にも、レジュメ式(履歴書と職務経歴書を合体させたもの)や、ハイブリッド式(編年体式とキャリア式を合体させたもの)など、様々な方式があります。
どちらの形式でも問題ありませんが、自身の経験をアピールできる形式を選ぶとよいでしょう。
日本で働きたい外国籍の方へアドバイス
日本式の履歴書+職務経歴書の2つを用意しても、レジュメ式にまとめても構いませんが、応募の際に必要な書類を確認してみるとよいでしょう。
GITエンジニアにエントリーを希望される方には、下記項目の記載を依頼していますので、参考にしてください。
- フルネーム
- メールアドレス
- 生年月日
- 年齢
- 性別
- 国籍
- 現住国
- 日本語レベル
- 英語レベル
- 学歴
- スキル・資格
- 職務経歴
※職務経歴詳細:会社名、勤務地(都市、国)、プロジェクト、プロジェクトにおける役割、開発環境、使用言語、開始日および終了日